結論:ChatGPTは本文ではなく構成作りに使う
大学レポートでChatGPTを使うなら、本文を丸ごと書かせるより、構成作りに使うのがおすすめです。
レポートが書けないとき、多くの場合は文章力よりも「何をどの順番で書くか」が決まっていません。
ChatGPTにテーマ、論点、章立て、反対意見、確認すべき情報を整理してもらうと、書き始めるハードルがかなり下がります。
ただし、本文をそのまま生成して提出するのは危険です。自分の考察や授業内容が抜けやすく、AIっぽい一般論になりがちだからです。
レポート構成の基本
大学レポートは、基本的に次の流れで考えると書きやすいです。
- 序論:テーマ、問題意識、何を論じるか
- 本論:根拠、具体例、賛成・反対の論点
- 考察:自分の意見、授業内容とのつながり
- 結論:全体のまとめ、今後の課題
ChatGPTには、この流れを作る手伝いをしてもらいます。
そのまま使えるプロンプト
テーマから構成案を作る
```
大学レポートの構成を考えたいです。
本文は書かず、構成案だけを作ってください。
【テーマ】
生成AIが大学教育に与える影響
【条件】
・序論、本論、考察、結論に分ける
・賛成意見と反対意見の両方を入れる
・調べるべきキーワードも出す
・自分の意見を書くための問いも出す
```
序論で書くことを整理する
```
以下のレポートテーマについて、序論で書くべき内容を整理してください。
本文は作らず、箇条書きでお願いします。
【テーマ】
SNS利用が大学生のメンタルヘルスに与える影響
【出してほしいもの】
・問題提起
・このテーマが重要な理由
・レポートで扱う範囲
・本論につなげる流れ
```
本論の論点を増やす
```
以下のテーマで本論に入れる論点を増やしたいです。
賛成意見、反対意見、中立的な視点に分けて整理してください。
根拠として確認すべき情報も教えてください。
【テーマ】
生成AIと大学教育
```
構成の弱点をチェックする
```
以下はレポートの構成案です。
本文は書かず、構成の弱いところだけ指摘してください。
【構成案】
ここに自分の構成案を貼る
【見てほしい観点】
・論理の流れが自然か
・同じ内容が重複していないか
・根拠が足りない箇所はどこか
・自分の考察を入れる余地があるか
・授業内容と結びつけやすいか
```
ChatGPTに頼みすぎないためのコツ
プロンプトには、必ず「本文は書かず」と入れるのがおすすめです。
ChatGPTは文章を作るのが得意なので、何も指定しないと完成文まで出してしまいます。
でも、レポートで評価されるのは、自分が読んで、考えて、説明できる内容です。
AIには構成や論点を出してもらい、本文は自分で書く。この分担が一番安全です。
最後に確認すること
- 授業で扱った内容が入っているか
- 自分の主張があるか
- 引用元を自分で確認したか
- 一般論だけで終わっていないか
- AIが出した構成を自分で説明できるか
ChatGPTは、レポートを代わりに書く道具ではなく、書き始めるための地図を作る道具として使うと役立ちます。